立川談志:馬鹿の基準 [今日のニュースから]
立川談志さんがお亡くなりになりました。
立川談春さんの著書『赤めだか』を読んで、その中に描かれている立川談志の人の育て方はとても参考になるところがありました。人の可能性を盲目に信じるわけでなく、個人の能力差や努力できる才能に差があることを知りながらも、その上で人を受け入れる度量もある。そんな方だと思いました。もちろんかなり破天荒な方ですが、常に物事の本質に目を向けている印象を受けました。
『赤めだか』の中から、毎年自分の手帳に書き留めている言葉があります。
ご冥福をお祈り申し上げます。
立川談春さんの著書『赤めだか』を読んで、その中に描かれている立川談志の人の育て方はとても参考になるところがありました。人の可能性を盲目に信じるわけでなく、個人の能力差や努力できる才能に差があることを知りながらも、その上で人を受け入れる度量もある。そんな方だと思いました。もちろんかなり破天荒な方ですが、常に物事の本質に目を向けている印象を受けました。
『赤めだか』の中から、毎年自分の手帳に書き留めている言葉があります。
よく覚えとけ。現実は正解なんだ。時代が悪いの世の中がおかしいと云ったところで仕方ない。現実は事実だ。そして現状を理解分析してみろ。そこにはきっと何故そうなったのかという理由があるんだ。現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。その行動を起こせない奴のことを、俺の基準で馬鹿と云う。(立川談春著『赤めだか』の中での立川談志の言葉)
ご冥福をお祈り申し上げます。
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