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上田紀行『生きる意味』より [本から]

自分の考えていたことが、そのまま文章になっている感じです。
非常に共感できます。

 自然の生態系のように、様々な植物種がひとところに共存していれば、日当たりや湿度などの環境が変わったり、病害虫が発生してある植物が失われても森は失われない。しかし、商品としての木材を効率的に生産するために、ある植物種のみを人工的に植林し、他の植物を排除してしまえば、何の問題もないときには高収量だが、環境の変化や病虫害が起これば、ひとたまりもなく全滅し、森は失われてしまう。単一品種の森のほうが一見整っていて美しいが、それはとてつもなく弱い構造を持っているのである。  多感な時期の若者を学校の成績のみに縛りつけ、それ以外のことを抑圧すれば、森と同じことが起こる。


人物多様性の社会作り、これから一部の人たちは同じことに気づいていくと思います。




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