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【投票率の低さについて [今日の雑感]


 教育に携わる人間として、投票率の低さには責任の一端を感じています。

 一般的な高校では、理不尽なことに抗う気持ちを徹底的にくじきます。どんなくだらない校則でも、学校の統治下においては、生徒たちが自らの権利を主張して校則を変更していくことは困難です。議会的な形をとっている生徒総会も、参加してる生徒たちですら「これってなに?」って感じで、よくわからないまま形だけで進んでいきます。

 学校というシステムを運用していくために民主主義は不都合です。同じように国もシステマチックに運営していくためには、民主主義は不都合です。

 そのために、多感な時期に教育の中で民主主義の考え方を徹底的にそぎ落とし、無力感を植え付け、組織の統治下におきやすい人間を生産することが高等教育の役割の一つじゃないかと思えてきます。

 そう考えると、投票率の低さも腑に落ちます。

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成長痛 [今日の雑感]

息子が「足が痛い」と膝を抱えている。

急激な成長は、時に痛みを伴うものです。

そして

心が猛烈に成長する時期のことを、

私たちは思春期と呼んでいるのかもしれません。
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本年の目標 [今日の雑感]

今年は、今携わっている教育と何か新しい分野との連携を模索したいと考えています。

既存の大量生産の教育から、多種多様な人のための小さな教育へ


自分自身がその人のためにしてあげることを第一とし、
そこから「誰かのために何かをしてあげられる人間」を一人でも増やすことが
人を育てる上での自分の教育目標です。


また、人間の生きる道は一つではありません。

「答えは一つではない」ということを学校が教育の場で教えていくことは、簡単ではありません。
だからこそ、教育ではない場と連携をして「答えは一つではない」ということを、
一人でも多くの生徒に体感してもらいたいと思います。

そして、その場を作っていくことが今年の自分の目標です。


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まるとミラクル [今日の雑感]

先日、熊本市現代美術館に 工房まる作品展 まる。てんを観にいきました。

どの作品ものびのびとした線で描いてあって、その自由な作品たちから元気をもらいました。本当に自由な作品でした。自分なんかは真っ白の紙を前にして、「自由に描いてもいいよ」と言われても、おそらくその自由をうまく満喫できません。自由に表現するということに変なリミッターがかかっている感じがします。その点、不自由があるとされる工房まるの作家さんたちの作品は、どこまでも自由でした。

辻仁成さんの小説『ミラクル』の中で、子どもにしか見えない幽霊が、少しずつ大人になろうとしている主人公にこんなことを言います。
「時間やシステムや、社会の流れに振り回されるような人生を選んだ瞬間から、おまえは私たちを見ることができなくなる。」
『ミラクル』では、主人公アルが子どもの感性が貴重で、はかないものであり、それを保ちながら成長していくことが、どれだけ難しく奇跡的なことなのかが作品全体を通して描かれています。そして、最後の方にはこんな文章があります。
奇跡というのは、目に見えるものではなく、心の内側に降る雪のようなものかもしれない。それはやがて積もり、春の訪れとともに溶けていく。


工房まる作品展 まる。てん には、そんなミラクルがたくさんありました。

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熊本市現代美術館で1月9日まで、観覧無料ですよ!


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おしゃれからはじまる親子の悲劇 [今日の雑感]

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日曜日に公園へ遊びに行きました。

5歳の息子が大好きな公園は、広くて芝生がふかふかしていて、水遊びができる公園。
息子はおもいっきり走って、小川で生き物を探したりするだけでも大満足です。

こんなに楽しい公園なのに、大きな声で子どもを注意している親がかなりいます。
理由は危ないからというよりも、濡れたり汚れたりするから。


オムツをしてる小さい子が水際でぺたんとお尻をつけて「ああ、もー。やっちゃった・・・・。」とか、デニムのショートパンツにブーツ、ネルシャツでカウボーイ・カウガール姿の3姉弟がお母さんから「ほら、川に入らない!汚れるから!!もぅ!!」などと怒られてました。


水辺の遊び場ってワクワクするものです。「何がいるんだろう?」とか、「水は冷たいのかな?」とかは当然の衝動だと思います。様々な興味関心は自然の中で芽生え、脳を刺激します。けれど、大人の側は汚れる、濡れるなどの条件で、そのワクワクの衝動を禁止してしまい、子どもの興味関心を伸ばすどころか怒ってしまうことさえあります。

こんなに楽しそうな場所に来たのに、自由に遊ぶことすら許されないのは悲劇です。オムツをしてる幼い子おしゃれや、姉弟そろったファッションもどちらも親の趣味です。親はおしゃれな家族を演出することで、自己の満足を満たすことができても、子どもの満足を満たすことはできません。このような親の所有欲を満たすためのしつけと子どもの行動欲求とのギャップは、思春期になるとより大きくより深刻な問題になってきます。


場を考えないおしゃれは、親の自己満足だけで子どもの感性を豊かにするチャンスを台無しにしてしまいます。



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お役所仕事の中で嬉しかった [今日の雑感]

今日は仕事上の相談で市役所に行ってきました。

対応していただいた職員の方に、自分のわからなかったこと、知らなかったことを、親身に聞いていただいて質問に対して丁寧に答えていただきました。


自分は役場や銀行など、大きなシステムになればなるほど利用する際に、なんだか不安になります。完成されたシステムであればあるほど、いろんなことが効率的、能率的に処理されて、自分の気持ちが追いついていきません。余計に不安になったりします。本当に解決してもらいたいのは、不安な気持ちの方だったりします。


公共サービスを提供するところは、本来どの職員でも同じように規則に従って、システマチックに迅速に対応するのが仕事なのかもしれません。けれど今日、自分はなにか公共サービスを受けることよりも、まず自分の困っていることを親身に聞いてもらうことの方がうれしいサービスなんだということを知りました。


今日のこの気づきを今後の自分の仕事にも活かしたいと思います。


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都市部で暮らすこと、田舎で暮らすこと [今日の雑感]

最近、都市部と田舎でどちらが暮らしやすかをよく考えます。


田舎で暮らすことを考えると、田舎暮らしはなんだか人付き合いがとても難しそうに思えます。近所の目が気になったり、地元の男おじさんたちと仲良くできるのだろうか、飲み会でどれだけ飲まなきゃいけないだろうかと考えて、なんだかとてもめんどくさいように思えてきます。

都会で暮らすことを考えると、ご近所づきあいをあまり考えなくていいので、とても楽な感じがします。飲み会もなければ、近所の目もさほど厳しくないし、年齢層がことなると生活時間が異なるので、気難しそうなおじさんと顔を合わせる機会もあまりありません。

けれど、何か困ったことが起こったときに、都会暮らしだとまず市役所などの行政サービスに相談することになります。時間も手間もかかるうえに、なかなか自分の思いに十分に応えてくれる行政サービスへすぐにたどり着けるとか限りません。その点、田舎暮らしは役場に伺う前に、近所の人に聞いてみるとその人のネットワークの中から、問題解決の手がかりや、手がかりを知る人を探してくれます。行政サービスを利用せずとも、ご近所づきあいがそのままサポートネットワークになるわけです。


そう考えると、田舎暮らしは個人のつながりがそのまま生活サポートにつながる、そんな暮らしの地域だと思えます。



タグ:地域
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肩こりと教育問題 [今日の雑感]

幼いころは大人たちが言っている「肩こり」って、いったい何のことだろうと思っていました。それが、働き出したころから、なんだか肩のあたりが重くなり、いつのまにか肩に手を当てるようになり、そして今では肩こりから頭痛までともなう一人前の「肩こりもち」になってしまいました。

自分は教育問題と「肩こり」は似てるところがあると思ってます。

肩がこっているときは、そこを揉みほぐせば解決しそうなのですが、そのときは楽になっても、肩こりの原因は別のところにあったりします。肩こりの原因はストレスであったり、運動不足であったり、パソコンのディスプレイの高さだったりします。ストレスの原因も人それぞれで異なります。

教育問題にしても、肩こりにしても簡単に解決しません。現状を良く理解して、早急に辛い現状を緩和することと、周囲の状況から原因を探って改善していくことの双方が大切になります。

また、教育の問題解決に当たっては、頭を固くしないこと、意固地にならないことが大事です。様々な緊張状態が生み出したつらさだからこそ、柔らかくしてあげなければなりません。つまり柔軟性を持った対応が必要になります。そのためにはいろんな人の視点や考えを交えながら、立場やこだわりやしがらみを捨て、どうすればその緊張から解き放たれるのかを考えると、なにか問題解決の糸口が見つかるのではないかと思います。



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夕日に導かれて [今日の雑感]

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 今日、鹿児島で乗った桜島フェリーから見た日の入りの風景です。


 朝7:30に出発してから、高速道路を移動して、草刈りしたり、親戚に会ったり、温泉に入ったり、色んな活動をした一日の終わりにこの夕日に出会えました。

 桜島フェリーが10分おきに出発するなかで、10分前の船でも10分後の船でも見ることのできなかった風景。道中のトイレ休憩の時間や、お昼のメニューに悩んだ時間、メルヘン館をあきらめたことや、鹿児島市内の道を間違えたこと、今日の一日のすべての行動がなにか見えない力によって、この風景に逢うために導かれていたような気がしました。


 とてもうどんを食べてる場合じゃなかったので、乗る前から楽しみにしていたうどんは帰りのフェリーでいただきました。



タグ:桜島 夕日
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運動会からはじまるつながり [今日の雑感]

日曜日は校区の運動会でした。


今年は百足リレー、二人三脚リレー、綱引き、玉入れ、親子リレーの5種目。近所に建ったマンションの人たちが増えたおかけで、出る種目がこれくらいに減りました(笑)

結果、うちの町内は百足リレー(1位)、二人三脚リレー(1位)、綱引き(3位)、玉入れ(2位)の好成績。
近年まれにみる好成績のおかげで打ち上げも盛り上がりました。

近所のいつも元気なおじさんが、「いやぁ~。何が一番嬉しいって百足も二人三脚も、なんか気持ちが一つになった瞬間どんどん加速していったのが嬉しかった!」と、ものすごく上機嫌で何回も何回も話していました。

たった何秒かに過ぎない心が一つになった瞬間だけで、
これからずっと心の通う人付き合いができそうだから不思議です。



「なんか困ったことがあったら、なんでん言って。」


言ってもらった言葉が嬉しかったので、日曜はフラフラになるまで飲んでしまいました。
こうしたことから地域の絆が生まれていくのだと、たのしくお酒を飲みながら思っていました。



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